双子が生まれてから、私の「買い物」に対する感覚は180度変わりました。 かつては「今日は何が安いかな」と気ままにスーパーの棚を眺めるのが息抜きでもありましたが、今は違います。二人を連れての買い物は、もはや一つの大きなプロジェクト。
横型ベビーカーで狭い通路を通る時の緊張感や、レジ待ちの間にぐずり出す二人への焦り。やっとの思いで帰宅しても、そこから重い荷物を運び込み、休む間もなく夕食の準備が始まります。
そんな日々の中で辿り着いたのが、ネットスーパーという選択でした。
買い物にかかる「時間」の価値を計算してみる
もちろん、ネットスーパーには配送料がかかります。でも、一度冷静に「自分の時間」をコストとして計算してみたんです。

- 準備と移動: 二人の支度をして出発し、スーパーまで往復するのに15-30分。
- 店内での格闘: 必要なものを探し、レジに並び、袋詰めをするのに15-30分。
合計で少なくとも「0.5 ~ 1時間」という時間リソースを消費しています。
もし、配送料が500円だとしたら、それは「時給500円で、心身をすり減らしながら重労働を引き受けている」ことと同じではないか。そう気づいた時、数百円を払ってでも得られる「心のゆとり」の価値が、自分の中で明確になりました。
(私が在宅ワーク中心で、平日の昼間に受け取れるのもかなり大きい要因かなとは思います)
「安さ」と「無駄」の間で揺れる本音
とはいえ、ネットスーパー特有の悩みもあります。多くのサービスでは「1万円以上で送料無料」といった設定があり、あと数百円……とカートに足していくうちに、本来必要なかったものまで買ってしまうことがあります。
また、実際に近所のスーパーに足を運べば、ネットよりずっと割安な商品が並んでいるのも目に入ります。「あっちで買えばもっと安かったのに」という思いが頭をよぎるのは、親としてごく自然な感情ですよね。
正直に言えば、今でもその葛藤はあります。でも、背に腹はかえられません。家計を守ることも大切ですが、「パパやママが笑顔で子供たちと向き合える時間を守ること」。今の我が家にとっては、それが何よりも優先すべきことだと割り切っています。
浮いた時間で、何をしようか
ネットスーパーに頼ることで生まれた、あの過酷な「1時間」の余白。 その時間で、二人にいつもより一冊多く絵本を読んであげたり、スシローでポテトを食べる時のように、ただのんびりと二人の顔を眺めて過ごしたり。

便利なサービスを賢く使うことは、決して手抜きではありません。 それは、限られたエネルギーを一番大切なところに注ぐための、前向きな選択なのだと思います。
「全部自分でやらなきゃ」という重荷を少しだけ降ろして。届いた食材の箱を開けながら、今日もこの穏やかな時間を大切に噛み締めたいと思います。


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