こんにちは。双子育児に日々奮闘中の筆者です。
突然ですが、皆さんはお子さんに自分のことを何と呼ばせていますか?
あるいは、自分自身をどう呼んでいますか?
今日、双子たちと何気ない会話をしていたときのこと。
「あ、それパパにもちょうだい〜」
と、口から自然にその言葉が出ている自分に気づきました。
これ、今でこそ日常の一コマですが……育児が始まった当初の自分を思い返すと、なんだかとても感慨深い気持ちになったのです。
最初の「パパ・ママ」は、とにかく恥ずかしくて、むず痒かった
正直に白状します。
子どもが生まれたばかりの頃、自分のことを「パパ」と呼んだり、呼ばれたりするのが、めちゃくちゃ恥ずかしかったんです。
さらに言えば、妻のことを「ママ」と呼ぶのも、なんだか他人の家庭のセリフを借りているようで、すごくむず痒い感じがしていました。
というのも、私自身が子どもだった昭和〜平成初期の感覚だと、周りは「お父さん・お母さん」と呼ぶ家庭が多く、「パパ・ママ」はどちらかというと少数派だった記憶があるからです。
「あれ? でも今の時代って、みんなパパ・ママって呼んでない?」
気になって、実際のところ「パパ・ママ」呼びの割合がどう推移してきたのか、少し調べてみました。
【データで見る】「パパ・ママ」呼びの歴史と現在の割合
さまざまな育児メディアや研究所のレポート(明治安田生活福祉研究所や大手教育メーカーの意識調査など)を振り返ると、日本の「呼び名」の変遷にははっきりとしたトレンドがあります。
1. 過去から現在へのシフト
- 1980年代〜1990年代(私たちが子どもだった頃)幼児期は「パパ・ママ」でも、小学生に上がるタイミングなどで「お父さん・お母さん」へ移行させる家庭が主流でした。また、最初から「お父さん・お母さん」で通す家庭も多く、パパ・ママはややモダン、あるいは少数派な印象がありました。
- 2000年代〜現在言葉の出始めの喋りやすさ(発音のしやすさ)もあり、乳幼児期の「パパ・ママ」呼びが圧倒的多数派(約7〜8割)に。さらに、小学校に入学してからも、そのまま呼び方を変えない家庭が急増しています。
2. 現在のリアルな割合(幼児期)
多くの育児アンケートによると、現在の第一子の幼児期における呼び方の割合はおおよそ以下のようになっています。
| 呼び方 | 割合の目安 |
| パパ・ママ | 約 70% 〜 80% (圧倒的メジャー) |
| お父さん・お母さん | 約 15% 〜 20% |
| その他(名前、あだ名など) | 約 5% |
今や「パパ・ママ」は完全にマジョリティ。私が感じていた「なんか気恥ずかしいな…」という感覚は、自分が育った時代のスタンダードとのギャップから生まれていたものだったようです。
いつしか受け入れていた「パパ」という役割
そんな気恥ずかしさを抱えていたはずなのに、気づけば今日、私は鏡を見るような自然さで「パパにもちょうだい」と言っていました。
双子育児の怒涛の日々。
大泣きする2人を同時にあやしたり、ミルクの時間を秒単位で管理したり、おむつを何千枚と替えてきたり……。
そんなカオスな日常を駆け抜けているうちに、私は形からではなく、心から「パパ」という役割を受け入れ、浸透させていたのかもしれません。恥ずかしがっている暇なんてなかった、というのも本音ですが(笑)。
あんなにむず痒かった言葉が、今では自分を一番しっくり表す言葉になっている。これって、ちょっと素敵なことだなとしみじみ思いました。
パパでいられる間に、思いっきり
子どもたちが大きくなれば、いつかは「おやじ」とか「お父さん」とか、あるいは呼ばわり方も変わっていくのかもしれません。そもそも、お年頃になれば口をきいてくれなくなる可能性だってあります。
そう思うと、双子たちが無邪気に「パパ!パパ!」と呼んでくれて、自分も自然に「パパね〜」と返せるこの時間は、人生の中でほんの一瞬の、ものすごく貴重な季節。
恥ずかしさなんてとっくに消え去った今、パパでいられる間に、思いっきりパパでいよう。
今日の何気ない会話から、そんな決意を新たにした夜でした。
皆さんは、自分が「パパ・ママ」の響きにしっくりきた瞬間、覚えていますか?


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