双子が生まれるとわかってから、
人生のあらゆる判断が重くなりました。
仕事、時間の使い方、お金、体力、気力。
どれも以前と同じやり方では回らない。(しかも想像を超えるレベルで)
それなのに、
世の中には「育児も仕事も、どちらも頑張ろう」という
正論しか存在しないように見えました。
もちろん少しずつ寛容な社会になっていると感じますが、まだまだこれからと思います。
「頑張る」前提が、すでに破綻していた
双子育児は、単純に負荷が2倍で大変!と思う方が多いかもしれません。
でも現実には、2倍どころではありません。
- 同時に泣く
- 同時に体調を崩す
- 同時に予定が崩れる
ここに仕事が乗ると、「全部ちゃんとやる」という前提そのものが破綻します。
それでも最初は、
- 手を抜いてはいけない
- 諦めるのは逃げだ
- もっと効率化すれば何とかなる
そう思っていました。
結果、どうなったか。ただただ夫婦ともに消耗しました。
問題は「能力」ではなく「構造」だった
あるとき、ふと気づきました。
これは
自分の努力や能力の問題ではない。
- 時間は有限
- 体力も有限
- 注意力にも上限がある
そこに
「双子育児」と「仕事」を同時に最大化しようとする構造が、
そもそも無理なのだと。
ここから、考え方を変えました。
二択をやめる、という意思決定
それまでの問いは、こうでした。
- 育児か、キャリアか
- 頑張るか、諦めるか
でもこの問い自体が、
自分を追い詰めていると気づきました。
代わりに考えるようにしたのは、
- 今は何を最大化しないか
- どこで意図的に力を抜くか
- 続けるために、何を捨てるか
双子育児は短期戦ではありません。
キャリアも、長距離走です。
「全部を同時に守らない」
この前提を置いた瞬間、判断が楽になりました。
完璧を目指さない、という戦略
育児においても、仕事においても、
完璧を目指すことは美徳のように語られます。
でも双子育児の現場では、
完璧主義は最もコストの高い戦略でした。
- 80点で止める(60点でもOk)
- 他人に協力をお願いする、アウトソースする
これは妥協ではなく、
継続のための戦略です。
このブログで書いていくこと
このブログでは、
- 双子育児のきれいごとではない現実
- 育児とキャリアの両立で悩んだ思考の過程
- 「やらない」と決めた判断の理由
を、できるだけ言語化していきます。
成功談よりも、
迷った過程と、失敗した意思決定を多く書くつもりです。
正解は一つじゃない。でも、考え方は共有できる
双子育児にも、キャリアにも、
万人に通用する正解はありません。
でも、
- どう考えたか
- どう切り捨てたか
- なぜそう判断したか
こうした思考の型は共有できる。
このブログが、
「自分の選択は間違っていない」と
思える材料になれば嬉しいです。
次回予告(内部リンク用)
次は、
「双子育児で努力するのをやめたこと」
について書く予定です。


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